広告・マーケティングで大切なコト

広告を打って新規顧客の創造を目指しているなら、まずはマーケティングの基礎を知らなければなりません。ココを抑えていないと悪徳業者のカモにされます

しっかり費用対効果を出すには、業者に任せきりではなくご自身の眼で判断できる様になりましょう。

 

広告・マーケティングとは?

広告とは

広告と言うのは、周りに告知をするコト・手段を指します。基本的には販売目的の場合にのみ使われますね。

「広告のコツ」と言うと、広く知って貰う為のコツとなります。
つまり結果である「売れるかどうか?」はその中には含まれません

 

マーケティングとは

マーケティングは定義があいまいです。治まりが良いのは、「売れる仕組み作り」と言った感じです。

コチラは知って貰う範囲ではなく、あくまで売れる結果を追い求める形になります。

おそらく皆さんは、コチラの売れる仕組み=マーケティングを求めているのではないでしょうか?

 

マーケティングの基礎

マーケティングと広告の違いを先に説明したのは、広告関係の業者に騙されない為です。あくまで私たちサロンの人間は、売上が上がらなければ広告の意味がないんです。

「どの広告を使うか?」ではなく「どう売れる様にするか?」を考えて下さい

 

では、どういう見方をすれば良いのか?どういう手順か?お伝えしましょう。

3Mを守る

3Mと言うのが有っていないと確実に売れません。3Mとは

  • メッセージ・・・伝える内容
  • メディア ・・・広告媒体
  • マーケット・・・伝える相手

のコトで、この3つが合わないと商品が売れないと言うお話です。

どんな間違いか?例をあげます。整骨院高齢者の囲い込みを目標にしているとします。つまり【マーケット=高齢者】の場合です。

①メッセージの間違い

美容整体など高齢者に縁の薄い内容を書く

②メディアの間違い

instagramなど高齢者が使わない広告媒体を使う

 

こんなので売れるはずがありません!!

「ではどの様な手順で3Mを考えるか?」

 

ペルソナを考える

ペルソナと言うのは架空の人格です。コレは想定しているお客様になります。

できる限り具体的に設定すると良いです。そのコツは2パターン

①理想のお客様像

あなたが来て欲しいお客様のイメージで考えます。性別・名前・年齢・仕事・所得・趣味・普段読む雑誌・経歴・家族構成 コレぐらいは考えた方が良いです。

後ほどココで設定した物が活きて来ます。

②既存のお客様

今あなたのサロンに来ている人は、あなたのお店と合う人です。つまり、来る確立が最も高いペルソナなのです。上にある様な項目をアンケート取ってください。

個人サロンなど話す機会が多い方は、自然と話の流れで聞いてみてください。

 

広告媒体を決める

ペルソナが決まったら、その方がよく眼にする広告媒体を考えて下さい。あなたの商品のベネフィット(得られる成果)を求めて何を見るか?を考えて下さい。

  • 高齢者ならオンライン集客は向いていません。
  • 逆に若年層はオフライン集客は厳しいです。
  • ビジネスマンならfacebookは見ますが、instagramはあまり見ません。

ペルソナに合った広告媒体(メディア)を決めてください。

 

コピーライティング

さあ、メッセージを作る段階です。ペルソナが求めている言葉を作ることが重要です。大切なのでもう1度言います。

私たちが伝えたい内容を書くのではありません。お客様が求めている言葉を書きます。

 

知りたくもない情報が続いたら、「あ~コレはいいや」ってなりますよね?

最低限のお店の情報と、商品の魅力を伝える形になります。

 

メッセージ作りは本当に難しいので、普段からいろんな広告を読んで自分が興味を引かれた物を分析しましょう。

お客様の声を使うとかなり分かり易く作るコトができます。

 

デザイン

男性のビジネスマン向けなのに、ピンクの可愛らしいサイトってどう思いますか?

デザインも自分に向けられているメッセージか?お客様が感じるポイントになります。

また予約ボタンなどの強調を作る時にも必要な考えですね。

 

PDCA

ココまで行なうと、マーケティングを実践できます。でも安心しないで下さい。

PDCAつまり調整は何回も何回もして下さい。よりよい内容になれば、それだけ成果が上がります。

私のチラシの実例ですが

最初のチラシは2万枚配って、お問合せは1件。

複数回の修正を行なったチラシは、5000枚配って8件。

1/4の予算で、8倍の成果に変わったお話です。

 無料でも有料でも、費用対効果を上げるにはPDCAが必要です。どんなに勉強しても、完璧なマーケティングはありません。

常に調整し、よりよいマーケティングを行なってください。

 

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