整体院・サロンの広告媒体どれが良い?
広告の目的は新規客の獲得と、リピーターへの販促にあります。この記事では新規集客で最も良い方法が何か?その理由から細かくご説明して行こうと思います。
新規客の質と量
新規集客で忘れられガチなのが、顧客の質です。顧客の質を無視して集客するなら、すぐに大量の顧客を集めるコトはできます。体験無料でチラシを配ったり、リスティング広告を使えば人数は集まります。
でも、「無料だから行こう」と思う方は、有料になった時に来ますか?
とあるポータルサイトで月に50名の新規集客をしたコトがあります。お客様負担0円のキャンペーンを活用してみました。結果、リピーターになったのは2人だけです。
良い媒体から来た方は、7割がリピーターになりました。
それだけ集客方法で、リピート率が変わります。
広告媒体の特徴
広告媒体はそれぞれ特徴があり、メリット・デメリットもあります。マーケティングで重要なのは3M(メッセージ・メディア・マーケット)この全てが合致していないと意味がありません。
コチラの書籍にマーケティングの基礎が書いていますので、ご参考下さい。
以下に特徴をまとめますが、私が推奨するのはHPです。
口コミサイト
ポータルサイトとも言われますが、口コミサイトの特徴は速さと信用にあります。
【整体 〇〇駅】で調べたら、ほとんど3~4位くらいまでポータルサイトが出てきますよね?だから軽い気持ちで検索する人は、ほとんど口コミサイトを利用します。
そして絶大な数の利用者がいるので、導入してすぐに新規客が来出す可能性があります。(口コミサイト内の対策が必要ですが)
そして信用も大切な要素だと思います。お客様が新しいお店を探す時に、口コミを見る率がかなり高いんです。特に女性は。
自社HPでいくら口コミを書いても、捏造を疑われるので対策が必要です。
口コミサイトでも捏造は可能ですが、自社HPよりは信じて貰い易いです。
口コミサイトそれぞれでメインターゲットが違うので、そこは確認しておいた方が良いです。
チラシ
近隣の方に1番速く知って貰うにはチラシが最も早いです。そこまで興味がないから検索しない人にも、チラシならコチラからメッセージを送るコトができます。
ただしチラシは配ってそれきりなので、常に費用は掛かり続けます。しかも良いチラシができるまではロクに集客できません。
開業してすぐに急いで作ったチラシがあります。1万枚配って、お問合せは1件だけ。しかもキャンセルされました。。。
整体業界のチラシの制約率は、0.1%あれば良い方。良く聞くのは0、05%などです。当院のチラシは改良を重ねて、0.8%の制約率まで成長しました。
ポスティングにかかる時間も考えると、かなり効率は悪い媒体だと思います。しかし、チラシを配る目的を変えれば使用価値はあります。
詳しくは【近日公開】記事にまとめています。
SNS
SNSは、faceboook・インスタグラム・ツイッター・LINE@などのコミュニケーションツールです。他の媒体と違い、コミュニケーションが取れるので見込み客を成約につなげる力は強いです。
しかも既存客様に登録して頂くと、「忘れていた」などの失客のリスクも減らせます。
ただし成果が出るまでに時間がかかります。全てのツールがフォロワーを増やさないと意味がないのですが、このフォロワーを集めるのに時間・労力がかかります。
1度フォロワーが増えると強い力になりますが、結果が出るまでのコストがかかり過ぎます。
HP
自社HPの最大の特徴は、完全な受け身の売り方(インバウンドマーケティング)であるコトです。売りつけるのでなく、潜在顧客に選んで頂く形になります。
そしてHPのソフト次第では、ブログなど無限に情報を発信できるコトです。
デメリットは無料HPは、所有権が自分にないのでいつ消えるか分からないコト。
有料で独自ドメインを使うと、まともに検索結果を上げるのに時間がかかるコトです。
その対策のリスティング広告は、費用が常にかかるのでコスパが悪くなります。
各広告媒体の顧客
①口コミサイト・・・
【駅名 整体】【駅名 マッサージ】などで検索をかけて利用開始
②チラシ・・・
調べていないが、ポストに入っていた
③SNS・・・
友達のいいね!などで目に付いてフォロー
④HP・・・
【症状名 地名】などで検索して閲覧
この中で、1番困っている人の動きはどれでしょうか?④のHPからのお客様ではありませんか?
1番困っている=1番真剣に通う所を探している潜在顧客です。だから次に繋がり易いのです。
結論!広告媒体はコレ!
HPを最終的にはおすすめしますが、各媒体の特徴を掛け合わせるのが1番だと思います。つまり全部を目的別に、相乗効果を出す様に使うコトです。
各媒体⇒口コミサイト⇒HP この流れが良かったりします。つまり
チラシなどを見て興味を持った方が、口コミを検索します。中身を読んで「良さそうじゃん!」となって、詳しく知る為にHPを検索して見に来る形です。
実際に複数の広告媒体を使っていると、そういうお客様が結構います。間口を増やす為に広告媒体を増やすのでなく、それぞれの弱点を補える様にすると相乗効果が出てきます。